ミドリ安全のメディカル関連商品

浮遊菌サンプラー BIOSAMP®

バイオサンプ 

MBS-1000N

空中浮遊菌の測定管理に欠かせない、高捕集効率を可能にした画期的なハンディタイプのサンプラー

特長

環境微生物測定の重要性の高まりとともに、製薬、医療用具、食品、化粧品などの製造業および医療、ビル、住居などの数々の現場において空中浮遊菌に関する調査・研究・測定が行われています。空中浮遊菌測定には、利便性の観点から携帯型の測定器が多く使用されていますが、測定器の捕集効率が明らかでないものが多く、捕集性能を重視した携帯型の測定器の開発が望まれてきました。ミドリ安全は高捕集効率且つ現場測定における利便性を向上した携帯型の空中浮遊菌サンプラー「BIOSAMP® MBS-1000N」を開発しました。

国際規格

ISO14698-1 浮遊微生物汚染の測定に関するガイドラインに準拠。

高捕集効率

JIS K 3 836「空中浮遊菌測定器の捕集性能試験方法」にて99%の捕集効率を実証。
ISO-14698-1 ANNEX B
の試験方法にて最小測定粒径(0.8μm)で100%以上の捕集効率を実証。

経済性

市販培地、自社調整培地(90mmシャーレ)の使用が可能。(ランニングコストの軽減が可能)【培地厚さ6.5mmに対応】

排気汚染防止

排気口にバイオロジカル・クリーンルームなどで使用のHEPAフィルタを標準装備。サンプラー本体からの排気塵埃を取り除き、クリーンエリアの汚染を防止。

滅菌方式

蒸気化過酸化水素滅菌に対応。

キャリブレーション

吸引流量・吸引時間校正に加え、捕集効率測定も可能。

エアーフローパターン

BIOSAMP® MBS-1000Nは、測定空間の気流を乱さないよう、吸気と排気が一方向の流れになるように設置することが可能です。三脚などの使用によって底面を開放して設置することで、一方向の流れとなります。

三脚取り付け例(別途ご用意ください)

ISO14698-1 準拠

ISO14698-1「クリーンルーム及び関連制御環境 -微生物汚染制御- 第1 一般原則及び方法」では、微生物汚染を評価するための方法について規定されています。

I SO14698-1の附属書ABではそれぞれ

  • 附属書A 浮遊微生物汚染の測定に関する指針」では、微生物粒子の測定に使用するサンプラーの要件
  • 附属書B 「空気サンプラーの妥当性確認に関する指針」では、サンプラーの捕集性能の測定方法

について規定されています。

BIOSAMP® MBS-1000Nは、この規格の試験において、生物粒子(枯草菌芽胞)で高捕集率であることを確認しました。

ISO法(ISO14698-1 Annex B)試験実施結果】

【測定方法】

BIOSAMP® MBS-1000Nとメンブランフィルタを設置したチャンバー内に枯草菌を噴霧し、BIOSAMP® MBS-1000Nとメンブランフィルタが捕集した菌数(コロニー数)から捕集効率を求めます。

商品情報

商品コード 販売単位 標準価格
7040056000
1台
620,000円(税別)

仕様

1 JIS K 3836「空中浮遊菌測定器の捕集性能試験方法」非生物粒子12μmにて
2 バッテリー運転時間は、ご使用条件やバッテリー寿命等により短くなる場合があります。